【宿泊型モデルハウス建築の流れ#7 防水(ベランダ)編】甲子園口6丁目高性能住宅
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~防水(ベランダ)編~
高性能住宅では、雨から家を守る防水工事がとても大切です。
特にベランダは雨にさらされやすいため、しっかり防水しておかないと雨漏りや腐れの原因になります。
面目:壁と床の角の部分は、どうしてもひび割れが起きやすい場所なので、
そこに小さな斜め材(面木)を入れて、丸みをつけておきます。
そうすることで、防水もしっかり効いて、長持ちしやすくなるんです。
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【FRP防水の標準的な施工の流れ】
① 下地処理
清掃・埃除去
② プライマー塗布(接着剤のようなもの)
FRP樹脂が下地にしっかり密着するように、プライマーをローラーで塗布
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③ ガラスマット貼付け+樹脂含浸
ポリエステル樹脂を塗布しつつ、ガラスマットを貼ります。
ローラーで気泡を抜きながら、全体にしっかり樹脂を染み込ませる工程でFRP層(防水層)が形成されます。
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④ 乾燥後
2層目ガラスマット貼り+樹脂塗布
(床面は荷重・摩耗が大きいため、FRP防水層を2回重ねて強度を確保します。)
⑤ 乾燥(硬化)研磨
FRPは化学反応で硬化するため、数時間で硬くなります。
⑥ トップコート塗布(仕上げ塗装)
紫外線による劣化を防ぐためにトップコートを塗ります。
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☆防水のメリット☆
湿気や結露にも強く、長く安心して使える。
夏の暑さ・冬の寒さにも配慮された構造です。
その他気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
TEL:0798-31-7400
次回の投稿もお楽しみに。
