【宿泊型モデルハウス建築の流れ#7 防水(ベランダ)編】甲子園口6丁目高性能住宅

\\宿泊型モデルハウス建築の流れを公開//

~防水(ベランダ)編~

高性能住宅では、雨から家を守る防水工事がとても大切です。
特にベランダは雨にさらされやすいため、しっかり防水しておかないと雨漏りや腐れの原因になります。

面目:壁と床の角の部分は、どうしてもひび割れが起きやすい場所なので、
そこに小さな斜め材(面木)を入れて、丸みをつけておきます。
そうすることで、防水もしっかり効いて、長持ちしやすくなるんです。
IMG_5084

【FRP防水の標準的な施工の流れ】

① 下地処理
清掃・埃除去

② プライマー塗布(接着剤のようなもの)
FRP樹脂が下地にしっかり密着するように、プライマーをローラーで塗布
IMG_3781

③ ガラスマット貼付け+樹脂含浸
ポリエステル樹脂を塗布しつつ、ガラスマットを貼ります。
ローラーで気泡を抜きながら、全体にしっかり樹脂を染み込ませる工程でFRP層(防水層)が形成されます。
IMG_3779

④ 乾燥後
2層目ガラスマット貼り+樹脂塗布
(床面は荷重・摩耗が大きいため、FRP防水層を2回重ねて強度を確保します。)

⑤ 乾燥(硬化)研磨
FRPは化学反応で硬化するため、数時間で硬くなります。

⑥ トップコート塗布(仕上げ塗装)
紫外線による劣化を防ぐためにトップコートを塗ります。
IMG_4326

☆防水のメリット☆
湿気や結露にも強く、長く安心して使える。

夏の暑さ・冬の寒さにも配慮された構造です。

その他気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
TEL:0798-31-7400

次回の投稿もお楽しみに。