パッシブデザインって何?
パッシブとはアクティブの逆の意味で、受け身を意味します。つまり自然の力を利用した設計という意味になります。意味がわかりませんよね。
家の周りには、朝には太陽がのぼり、家を照らし、また風がどこからか起こりやってきて、
どこかへ流れていく。ときには雨が降り、冬には雪も降ります。甲子園なら海や川に囲まれて自然に恵まれた土地と言えるでしょう。こうした自然の力をミカタにした設計をパッシブ設計と言います。
そしてこだわり抜いた高い品質の建材や素材を使用して家をデザインしていき、甲子園にあった最善のパッシブ設計の家が出来上がるのです。
実際には、窓や天窓を巧みに利用し照明の使用を減らしたり、軒や庇で夏場は日差しを遮ったり、風の通り道をデザインして夏場を快適に、冬は風を遮断します。また日中は太陽熱を蓄えて夜間に利用し、すべての部屋を温かく保つなど優れた性能
を発揮させます。
つまり建てられる場所によって一棟一棟設計が違うのも大事
な特徴です。